海を守るサステナブルなサングラスが登場
環境への配慮とファッションを両立させた新しいサングラスが、宮城県気仙沼市に拠点を置くamu株式会社から販売開始されました。このサングラスは、廃漁具のリサイクル素材豊富な「amuca®︎ PA」をフレームに使用しており、釣り糸を約60%も活用しています。これにより、ファッションを楽しみながら、環境に貢献することが可能です。
漁具のアップサイクルとは?
amuは「漁具から、価値の常識をひっくり返す」というミッションを掲げ、廃漁網の回収とリサイクルに取り組んでいます。日本の海には、使用済みの漁具が大量に存在しており、それが環境に与える影響は計り知れません。波に漂流した漁具は、マイクロプラスチックになったり、海洋生物に害を与えたりします。これを解決するため、amuは漁業者による負担の少ない運用体制を整えることで、持続可能な資源を創出しています。
サングラスの特徴
新登場のサングラスは、フレームがマットブラックで、クラシックなウェリントン型の「Kesenray」とボストン型の「Kesenmola」の2種類があります。これらは、廃漁具由来のナイロン素材で作られ、環境に優しいだけでなく、デザインもおしゃれ。さらに、フレーム付きレンズには生分解性のBioレンズが使用され、普段使いにもぴったり。
購入時に付属する「amuca®︎タグ」には、QRコードが記載されており、これを読み取ることで、どのような工程を経てサングラスが作られたのか、その背景を学ぶことができます。こうした透明性が、商品の愛着を一層深めてくれるでしょう。
より広がるサステナブルファッション
今後、amuは様々なブランドと協力し、サングラスの製造を拡大することを目指しています。ファッションだけでなく、アウトドアやアパレル、マリンスポーツなど多様な分野と連携し、漁具のアップサイクルを推進することで、地球環境への貢献を広げていく予定です。
日本の美しい海を次世代へつなぐため、無駄をなくし「いらないものはない世界をつくる」というビジョンを追求するこのプロジェクトは、私たち一人ひとりが環境を意識した選択をするきっかけにもなります。さらに、サングラスには宮城県石巻市のウェットスーツ端材を使用したケースが付いており、機能性がありつつもエコを意識した仕様になっています。
最後に
おしゃれなルックスだけでなく、環境にも配慮したアイテムをお探しの方にぴったりなこのサングラス。日常のファッションにアクセントを加えるアイテムとして、また、ボランティア活動などの際にも活躍してくれることでしょう。サステナブルなファッションブームを先取りし、賢くおしゃれを楽しみましょう。
公式リンク
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