モーツァルト作曲《フィガロの結婚》が再び上演!
モーツァルトの名作オペラ《フィガロの結婚》が、ついに私たちの元に戻ってきます!2024年5月30日から全国で限定上映され、期待に胸が高鳴ります。この喜劇オペラは、モーツァルトの傑作として知られ、幸福感満載のストーリーが魅力です。気軽に楽しめるよう、メトロポリタン・オペラ(通称:MET)が届けるライブビューイングで、世界の名演を体験できるこの機会を逃す手はありません。
モーツァルト《フィガロの結婚》の魅力
本作は、フィガロの結婚式当日に起きるドタバタ劇を描きます。理髪師フィガロが主人公で、彼と小間使いスザンナの結婚を巡る騒動が展開されます。モーツァルトの華やかな音楽が、キャラクターたちの恋のエピソードをドラマティックに彩ります。特に、舞台は廻り舞台を利用した美しい演出が特徴的で、その豪華さは観客を惹きつけてやみません。
今回の舞台には、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の初の女性指揮者ヨアナ・マルヴィッツが率いる素晴らしいアンサンブルが集結します。フィガロ役には実力派のバスバリトン、マイケル・スムエルが登場し、スザンナ役にはライブビューイング初登場のソプラノ、オルガ・クルチンスカが務めます。さらに、伯爵夫人役には美声と美貌を兼ね備えたフェデリカ・ロンバルディ、伯爵役には多彩なレパートリーを持つバリトン、ジョシュア・ホプキンスが揃い踏み。個性豊かなキャストが魅力を引き立てます。
自由に生きようとするキャラクターたち
物語は18世紀のスペイン、セヴィリャを舞台にしていますが、今回の演出では1930年代に設定されています。この時代にも通じる恋の葛藤や嫉妬、友情を描くことで、観客に共感を呼び起こします。フィガロとスザンナの純粋な愛、伯爵夫人の嘆き、さらには伯爵の横恋慕と、様々な人間ドラマが交錯。当日は、笑いとハラハラの連続で、最後のフィナーレでは爽快感に包まれることでしょう。
新たに解禁された映像
楽しみなことに、今回の上映に先駆けて、予告映像と本編の歌唱映像が公開されました。伯爵夫人役のフェデリカ・ロンバルディによる美しいアリアや、若手メゾソプラノのサン=リー・ピアースが演じるケルビーノの歌唱シーンは必見です!計7つの本編歌唱映像が公開されており、どれも圧巻です。
彼らが罠を仕掛け合い、恋を成就させようと奮闘する様子を微笑ましく、時にはハラハラしながら鑑賞できるのがこのオペラの醍醐味。また、フィナーレでは心が晴れやかになり、観客全員で盛り上がること間違いなしです。
上映情報
- - 上映期間:2024年5月30日(金)~6月5日(木)(東劇のみ6月12日まで上映)
- - 上映館:全国21館(東劇・新宿ピカデリーなど)
音楽、演技、ストーリーすべてにおいて、モーツァルトの《フィガロの結婚》は一度は観る価値がある名作です。新進気鋭の若手指揮者とともに、華やかな舞台での素敵な時間をお楽しみに!公式サイトもぜひチェックしてみてください。彼らのスリルと喜びにあふれる歌声は、心に響くことでしょう。
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