チャンソンの2025年日本ツアーが感動のフィナーレを迎えた夜

12月11日、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで開催された『CHANSUNG(2PM) 2025 Japan Tour [DAWN～The First Step～]』の追加公演。感動的なサプライズがある中、チャンソンは全24曲を熱唱し、ファンとの特別な瞬間を共有しました。

忘れられない冬の夜のスタート

チャンソンは、昨年4月にソロとして日本で約6年ぶりにシングルをリリースし、今年10月29日には1stフルアルバム『DAWN』をリリース。その後のツアーで、横浜、名古屋、大阪を巡った後、誇らしげにツアーファイナルを迎えました。

この夜の特徴的な要素は、特別ゲストのJun.Kを迎えたことです。共に名曲「甘く切なく強く feat. Jun. K」をパフォーマンスし、2人のハーモニーが会場を盛り上げました。さらに、アニメ「Re:Monster」の主題歌を共演するAK-69や2AMのイ・チャンミンも登場し、豪華なステージが繰り広げられました。

ステージの熱気と感動

チャンソンの登場とともに、盛り上がる観客。黒のエナメルスーツを着た彼は、「Treasure」でライブをスタート。激しいダンスと歌声で観客を魅了し、続けてバラードにも挑戦しました。「Miss You」や「MAKE LOVE」ではファンとの一体感を楽しみました。

彼は「ツアー最終日。年末の公演を夢見て活動してきたので、この瞬間は特別です。年明けにはBlu-rayをリリースします！」という嬉しい報告で、会場はさらに盛り上がりました。

スペシャルゲストたちとのコラボ

そして、待望のJun.Kの登場。2人は互いにリスペクトし合いながら、ファンの応援を受け取ります。熱いハグや視線の交差が、観客の心を掴み、会場は一体感に包まれました。また、「ミダレテミナ」のパフォーマンスでは、懐かしいコール＆レスポンスが飛び交いました。

魅力たっぷりのバラードパート

彼のパフォーマンスはバラードへと展開します。「Forget-me-not」をスツールに座って歌い上げ、心に染みる歌声でファンを魅了。続く「My Everything」や「Tell Me Your Reason -JP Ver.-」では、そのボーカルスキルが存分に発揮されました。

ハイライトの瞬間

追加公演のハイライトは何といってもステージに登場したJun.Kとのコラボレーション。2人の親しい雰囲気に会場は沸き、ファンの期待が高まりました。Jun.Kのソロ曲「R&B ME (Feat. Changbin of Stray Kids)」も初披露され、チャンソンもダンスに加わり、圧巻のパフォーマンスが繰り広げられました。

すべてはファンのために

チャンソンはライブ後半で「皆さんのおかげで素敵な思い出を作れました。これからも一人の人間として成長し続けていきたい」と感謝の言葉を贈りました。サプライズ映像が流れた際には、感動で涙を流す姿も。最後は「Shining Star」と「Mayday」で締めくくり、去り際にも感謝をつぶやきました。

新しい一歩に向けて

この公演を通じて、チャンソンはアーティストとしての進化を見せ、ファンとの強い絆を再確認しました。2026年に予定されている『CHANSUNG’s Birthday Night』が新たなステップを祝うことになるでしょう。

素晴らしいパフォーマンスの数々、温かいファンとの触れ合い、チャンソンの新たな旅の始まりを目撃することができた感動的な一夜でした。これからの彼の活動から目が離せません。

取材・文／坂本ゆかり
写真／高橋あある