東京文化会館の音楽体験
2025-01-29 14:36:43

障害を超えた音楽の楽しみ方!東京文化会館の無料オンラインコンサート

音楽の新しい楽しみ方がここに!



東京文化会館は、障害の有無にかかわらず、皆が音楽を楽しめる環境を目指して新たな試みを発表しました。2025年のデフリンピックに向けて、響き合う音楽の未来を描くオンラインコンサートが3月4日(火)に無料で配信されます。

イベント詳細


このオンラインコンサートは、19:00からわずか20分間ですが、内容は非常に充実しています。世界的に評価の高い音楽家たちが出演し、ろう者や難聴者を含むすべての人が音楽を視覚的に体験できる方法が採られています。

ハグドラムとは?


今回のコンサートにおいて特筆すべきは、ソニーが開発した「ハグドラム」です。この打楽器は、演奏から生じる音を光や振動で感じることができるユニークな仕組みを持っています。2人一組になり、相手の叩いた音の光と振動を手がかりに演奏することで、共に音楽の世界に没入することができます。

プログラムについて


プログラムも魅力にあふれています。*
1. ウォルフガン・ロッゲンカンプのアフリカン・ブルース では、ハグドラムの音がLEDの光となって舞台を彩ります。
2. シャブリエの『田園組曲』より 第4曲 スケルツォ・ワルツ では、ピアノ、マリンバ、パーカッションと共に、参加者全員で楽しく合奏します。

これらのプログラムは、視覚と聴覚の両方で音楽を味わえるよう工夫されています。

参加者について


出演陣には東京文化会館のワークショップ・リーダーである伊原小百合、坂本夏樹、齋藤綾乃、磯野恵美が名を連ねています。彼らが率いる演奏は、観客に新たな音楽の楽しみ方を与えることでしょう。また、実際にろう者や聴者もしっかりと参加し、音楽の「共演」を実現します。

テクノロジーが実現する新しい体験


本プロジェクトは、「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」に基づいており、最先端のテクノロジーを駆使しています。音楽を“みる”体験に重きを置くことで、理解と感動が深まることが期待されています。このように、視覚的な要素を取り入れることで、音楽の障壁を取り払い、誰にでも楽しめる環境を提供します。

アーカイブ配信


リアルタイムで見ることができない方も安心ください。本コンサートは3月26日(水)から10月31日(金)までアーカイブ配信が行われます。お好きな時に、何度でもご覧いただけます。

今後の展望


東京文化会館は2025年のデフリンピックに向けて、さらなる音楽の楽しみ方を模索しています。誰もが音楽に触れ、楽しむことのできる社会を実現するための一歩を、ぜひ今回のコンサートで体感してください。音楽は、私たちをつなぐ力を持っています。そのパワーを一緒に感じましょう。

詳しい情報は、東京文化会館の公式サイトをチェックしてください。


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