新たな魅力、ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』
2023年7月28日から東京国際フォーラムホールCにて開催される、
青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイ・ミュージカル『ピーター・パン』の製作発表が、6月25日に行われました。この作品は、今年で45年目を迎える長寿ミュージカルであり、世代を超えて愛され続けています。
製作発表の華やかなステージ
製作発表では、ピーター・パン役の
山﨑玲奈や、ウェンディ役の
山口乃々華、フック船長役の
石井一孝など、豪華キャストが登壇し、劇中の代表曲を披露しました。まず、山﨑と山口のデュエットによる『ネバーランド』のパフォーマンスは、観客を魅了しました。この曲では、ピーター・パンが夢に溢れたネバーランドの魅力を語る様子が印象的でした。
次に石井が歌った『フックのワルツ』では、フック船長が自らの悪党ぶりを力強くアピールし、ユーモアも交えながら観客を愉しませました。最後に披露された『アイム・フライング』は、ピーター・パンがウェンディ、ジョン、マイケルと共に冒険に出発する重要な瞬間を描いた曲で、圧倒的な歌唱力で楽曲の魅力が生かされていました。
新たな挑戦と変化
今年の『ピーター・パン』は、演出に
長谷川 寧を迎え、従来のスタイルに新たな要素を取り入れています。特に、パペットやアクションを取り入れた新たな表現が話題です。今年は主なキャストが一新され、特に山﨑のピーターや石井のフック船長の新たな姿が期待されています。山﨑は、年齢を重ねたことで新たな視点からピーター・パンを演じることにワクワクしていると語りました。
キャストの思いとコメント
「初心に帰り、これまでの経験を生かして新しいピーター・パンを創りたい。新成人としての感覚を大切にし、みんなとの掛け合いを楽しみながら、より活発でアクティブなピーターを演じたい。」
「持ち味を生かしつつ、新たなフック船長像を追求しています。まだ誰も見たことのないフック船長をお届けしたい。」
「ウェンディのみならず、自分自身がこの物語の世界に楽しさを感じている毎日です。アクティブなウェンディを目指します。」
「リフトやダンスを通じて、ネバーランドの野性味を感じてもらいたいです。」
「ダーリング家をよりコミカルに描くことに挑戦しています。」
コンテストも盛況に
製作発表後には、
キッザニア東京主催の「ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』なりきりコンテスト」が開催され、子供たちが主役となってパフォーマンスを披露しました。参加者たちはピーター・パンの衣装を着て、劇中の楽曲を使った熱のこもった演技を行い、観客を楽しませました。
最後に
新たなキャストで新しい命が吹き込まれた『ピーター・パン』、果たしてその出来栄えはどうなるのでしょうか。期待が高まる2023年のミュージカル、あなたもこの物語に触れてみてはいかがでしょうか。ぜひ、開幕をお楽しみに!
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