香りの新しい可能性を探る Komons Fragrance Lab
2023年秋、山梨県南アルプス市に新たに誕生した「香りの自社ラボ(Komons Fragrance Lab.)」が本格稼働を始めました。このラボは、これまで主に自社商品の香り開発を行ってきた拠点であり、今後は国内外の事業者との協業を通じて、本格的な香りプロデュース事業へと発展していきます。この新たな挑戦について詳しく見ていきましょう。
「Komons Fragrance Lab」の役割と背景
Komons Fragrance Labは、天然香料を使用した香りの開発及び製造を自社内で行うことができる、特別な拠点です。フランスや日本を始め、世界中から仕入れた200種類以上の天然香料を使って、一貫した工程で香りの開発を行っています。これまでは主に自社ブランドの「Komons」や、グローバルに展開する「Diffar Fragrance Hair Oil」の香料を内製しており、高い品質を誇る製品を提供してきました。
これからのプロジェクト
近年、コスメや雑貨に対する質の高い天然香料の需要が高まっているため、Komons Fragrance Labでは新たに以下の3つの協業プロジェクトを展開します。
1. ダブルネーム/OEM商品の開発
オーガニックコスメや雑貨商品の開発を行い、製品やブランドコンセプトの構築、そしてパッケージデザインに至るまでトータルプロデュースを手掛けます。実績として、Ron Hermanとのダブルネーム商品など、15SKU以上の展開を行っています。
2. 空間の香りプロデュース
ホテルやマンション、小売店舗において、特別な香りを開発し、導入までをサポートするサービスを展開しています。空間の香りをデザインすることで、訪れる人々に特別な体験を提供します。
3. 地域素材を生かした香りの研究
地元山梨の素材を使用し、逆にその素材から新たな香りを創出することにも挑戦しています。例えば、ワイナリーのワインの搾りかすからの精油抽出の実験など、地域資源を生かした取り組みを行っています。
期待される未来
Komons Fragrance Labは、今後さらに機能を拡張し、自社の香り探求を深めていくと共に、国内外の企業やアーティストとのコラボレーションを進めていきます。日本各地の香りを含む天然香料の可能性を広げることが目標です。
まとめ
株式会社Unsungs&Webが運営するKomons Fragrance Labは、新たな香りの可能性を一般に知らしめる重要な拠点として、これからの展開に注目が集まります。香りを通じて、人々の生活をより豊かにすることを目指しています。コスメや雑貨の開発に興味がある方、自分だけの特別な香りを求める方は、ぜひお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。