注目のきのこエキス
2025-02-17 11:43:45

持続可能な未来に向けた、新しいきのこエキスが誕生!

持続可能な未来に向けた、新しいきのこエキスの誕生



理研ビタミン株式会社とホクト株式会社が共同で、ブナシメジを原料にした新しいきのこエキスを開発しました。このエキスは、ブナシメジの未利用部位や規格外品を利用しており、環境に優しいサステナブルな製品として注目を集めています。2024年11月には特許も取得し、自社の原料として使用される予定です。

共同開発の背景


理研ビタミンは東京都に本社を構え、ホクトは長野県長野市に拠点を置く、日本を代表する食品メーカーです。どちらの企業も健康イメージの強い商品を取り扱っており、特にホクト社はきのこの研究と生産で知られています。このパートナーシップは、2018年に開始され、互いの専門知識を活かしながら、未利用部位の有効活用を目指したものです。

エキス開発の詳細


ホクト社は国内で最大手のきのこ総合企業であり、自社で生産したブナシメジから出る未利用部位や規格外品を活用するため、理研ビタミンがそのエキス化を担当しました。こうした未利用部位のリサイクルにより、食品廃棄物の削減が見込まれるだけでなく、健康に良い成分も豊富に含まれています。

この新しいエキスは、理研ビタミンが展開する複数の自社商品にすでに活用されており、今後さらに新商品に搭載される計画です。例えば、機能性食品や飲料など、様々なカテゴリーでの展開が期待されています。

持続可能な社会への貢献


理研ビタミンは、健康に配慮した食品だけでなく、持続可能な社会作りにも積極的に貢献していく方針です。未利用部位を活かすことで資源の無駄をなくし、さらには消費者の健康をサポートすることができるため、この取り組みは企業両社にとっても大きな特徴となります。

ホクト社も「天然物の有効利用」をポリシーに掲げ、リサイクルやサステナビリティの重要性を非常に重視しています。これまでにも様々なイノベーションを通じて、持続可能な成長を追求しており、今回の共同開発もその一環といえるでしょう。

まとめ


今回の理研ビタミンとホクトの共同開発によるきのこエキスは、食品業界に新たな風を吹き込むものです。そして、その背後には、資源の有効活用と持続可能な社会を目指す強い意志があります。今後も、このような取り組みが広がりを見せていくことが期待されます。私たち消費者も、こうした製品が持つ意義や効果について理解し、更なる健康維持と環境保護に向けて意識を高めていきたいものですね。


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