資生堂が新たな美の形を提案する!ユニフォームとカウンターを刷新
日本だけでなく世界中で愛される資生堂は、2025年9月から新しいユニフォームとカウンターデザインを順次導入します。この取り組みは、個々の顧客の「美」を深化させることを目的とした「BI-DO(美道)」という新コンセプトを基にしています。これにより、資生堂パーソナルビューティーパートナー(以下、SHISEIDO PBP)の個性と創造性が表現され、店頭での顧客体験が一層豊かになることを目指しています。
ユニフォーム「KASANE」の特徴
新ユニフォーム「KASANE」は、洗練された動きを生み出す重ねの美に焦点を当てています。このデザインは、直線と曲線の融和、隠れた強さ、そして古来の芸能伝統に見られる「間」を美しく表現しています。手掛けたのは、新進気鋭のデザイナー、浅川喜一朗氏。彼はシンプルでミニマルなデザインを得意としており、資生堂の日本の美しさや革新性を体現するコラボレーションが実現しました。また、SHISEIDO PBPが胸元に身に着けるのは、ブランドを象徴する花椿のブローチで、顧客を温かく迎え入れる役割を果たします。
浅川喜一朗氏のプロフィール
浅川氏は1986年に生まれ、若い頃からファッションに情熱を注いでいます。2010年から2016年にかけてセレクトショップで働き、その後独立して自身のショップを持つまでの道のりは、彼の創造力を育む大切な経験でした。彼のブランドビジョンには、静謐でありながら強い美しさの追求があり、これが「SHISEIDO」にフィットしています。
「BI-DO(美道)」の理念
資生堂は、150年以上にわたり「本質的な美」を探求し続け、肌・身体・心の調和を目指しています。この理念を具現化したのが「BI-DO」です。「BI」は美しさを意味し、「DO」は追求する道を表現しています。この考えは、顧客とホストが共に美の創造に参加することの重要性を含んでいます。SHISEIDO PBPはこの美道の教えに基づき、日本の美しい手法や道具を用いながら、顧客と共に新しい美しさを作り上げることを目指しています。
新カウンターデザインの特色
2025年秋から導入される新しいカウンターデザインは、日本的な感性を基に質感と光の重なりを表現します。このカウンターのデザインは、顧客に没入感を与えるよう計算されており、花椿マークをモチーフにしたウェルカムコンソールやデジタルカメリアが設置され、アートとサイエンスの融合した空間が提供されます。ブランドカラーの赤を取り入れることで、五感を刺激し、特別な体験を提供します。
まとめ
資生堂の新たな試みは、美をより深く体験するための力強い一歩です。ユニフォームやカウンターの刷新は、単なるデザインの変更にとどまらず、訪れるすべての方々に対して新しい美の世界を提供することを目指しています。顧客との絆を深めるために、資生堂はこれからも「美」を共に創り上げていくでしょう。